2009年08月01日
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新宿歴史博物館・所蔵資料展「地図と絵はがきでみる新宿風景」

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日は新宿歴史博物館所蔵資料展「地図と絵はがきでみる新宿風景」に行ってきました。主な理由は1つしかありません。「地図」の2文字に引き寄せられただけです。

 (主ではない理由は「暑苦しいので屋外を長距離歩かないこと」「ドラクエ9のすれ違い通信のためにターミナル駅を経由して移動したいこと」「安上がりであること」でした)

地図と絵はがきでみる新宿風景

所蔵資料展「地図と絵はがきでみる新宿風景」 §

 面白いぞっ!

 特に面白かったのは3つ。

 まず、淀橋浄水場跡地利用計画のコンペ。昭和20年代もので、淀橋浄水場廃止がまだ決まっていない段階のもの。弾丸列車のターミナル駅が新宿になるという前提での計画案の公募です。しかし、かけ声が面白い割に具体的な計画は凡庸なものばかりという気も、実際の現在の新宿副都心ほど大胆なものはなかった感じです。

 それから、新宿東部を思い出して描いたという感じの手描き地図。新宿御苑と玉川所水とその脇の道路の関係が全て詳しく書いてありました。道のない区間や、やっと通れる程度の道だけの場所もあったようで。

 最後は京王プラザビル完成直前とされる8mmフィルムの映像。(8mmビデオではない)

 小田急デパートは既にありますが、まだ存在しない施設も多数。過渡期の風景でした。

買い物 §

 「新宿区の民俗 (6) 淀橋地区編」を買ってしまいました。なので、安上がりで終わらせるという構想は失敗……。